派遣社員として英文事務を8年間経験してきた私が、派遣社員を使う側の立場になって思うことを書きます。

派遣会社の募集広告には、「未経験可」や「ミドル・シニアOK」の文字が増えてきています。

これから派遣社員として事務の仕事をしてみたいけれども実際に働いて行けるだろうか、と不安に思っている40代から60代女性の参考になれば良いと思います。

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派遣先はなぜ派遣社員を必要としているのか

主婦歴が長く40代以上になってから仕事探しをする場合、多くの方がパート・アルバイト・派遣社員としての働き方を探すと思います。

私はどの働き方もしたことがありますが、派遣社員は比較的時給も高く、子育て終了後のミドル・シニア年齢層には魅力的な働き方だと思っています。

私自身が派遣社員の身分で派遣先で仕事をしていた時に強く感じていたことですが、派遣社員には即戦力が求められています。

即戦力っていうと難しく感じるかもしれません。でも、そもそも派遣先企業はなぜ派遣社員を必要としているのでしょうか?

  • 正社員だけでは仕事量が多すぎて一時的に手が足りない
  • 新しいプロジェクトが始まるので手助けが欲しい
  • 慢性的に人手不足
  • つまり、すぐ来て欲しい・すぐ手を貸してほしい、という場合に派遣社員を募集するのです。

    派遣社員を使う側の立場になって思うこと

    現在私は契約社員として派遣社員を「使う」側に立って業務・作業を教えています。

    この派遣社員を「使う」っていう言葉は嫌いなんですよね。なぜなら「使われる」側を2社で8年経験してきても、派遣社員は職場内の仲間としては数えてもらえないんだなという疎外感のようなものを感じてきたからです。

    だから私は派遣されてきたスタッフにはなるべくそういう気持ちを持ってほしくないし、すぐに仕事や職場の雰囲気に慣れるように一所懸命教えています。

    一回教えて長期で就業してもらえれば一番良いのですが、実際は残念ながら短期の契約で派遣社員が交代してしまうこともあります。

    企業側も生産性の向上を目指すのなら、派遣社員を短期で交代するような「使い方」はやめるべきだと思っています。

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    未経験可でも即戦力を期待されている

    募集広告に「未経験可・未経験者歓迎」の文字を見て安心して応募している方も多いかもしれません。でも私が思うには、業界が未経験、扱う商品が未経験でもOKという意味かな、と。

    私が関わっている事務だとパソコンを使う・エクセルやワードで文字入力をするなどは、未経験では即戦力にならないと思うのです。

    もっと初歩レベルだと文字をきれいに書く・書類の数を間違いなく数える・資料を保存場所にきちんと戻す、などはできて当たり前のことです。

    指示されたことを指示されたとおりにこなす、メモを小まめにとる、わからなければ質問する、など基本的なことができて初めて即戦力として機能するのです。

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    派遣社員もプロ意識を持って

    主婦から派遣社員になったばかりらしい人に見受けられるのは、プロ意識の欠如です。アルバイト的というか腰掛け仕事というか。

    たとえ時給が低くて満足いかなかったとしても、お給料をいただいて仕事をするのです。事務のプロなんですから、雇って良かった派遣してもらって良かったと職場の人たちに思ってもらわないと。

    たとえばボールペンで書く文字などは「とめ・はらい」までキチンを書けとは言わないまでも、書きなぐったような書類を受け取った相手の人はどう感じるでしょうか?仕事は自分の目の前の作業が終了すればOKというものではないと思います。

    次の作業をする人や受け取った書類を見るお客様や、常に次の人がいることを意識しなくてはいけません。相手がどう感じるか・快適に次の作業に進めるか、想像力を働かせて作業してほしいと思います。

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