50代後半になってから派遣での仕事をするのはムリかな?とあきらめかけた矢先、私は5年ほど前に就業したことのある派遣会社からスカウトの電話をもらいました。職場見学・契約と進み、すぐに新しい仕事先での就業が始まりました。
40代50代で新しい仕事に就くなんてムリ!と転職をあきらめ気味の方に、私の体験談で少しでも前向きになっていただければうれしいです。
就職はめぐりあわせとタイミング
実は前回の記事で書いた英文事務のお仕事は、面接まで進んだにもかかわらず私のほうからお断りしてしまいました。
時給も仕事内容も条件はとても良かったのですが、残業時間が多いのが気になったのでした。
私は前の仕事を辞めてから外へ出かける機会がぐんと減り、運動不足と体力の低下を感じていました。そんな状況で月に20時間30時間の残業を求められることに自信が持てなかったのです。
この点はやはり年齢もありますかねぇ。40代前半だったらどうってこともない残業時間数だと思うのですよ。高い時給でたくさん稼ぎたいし、体力もあるから頑張れたかもしれない。
けれども50代後半になってみると、そんなフルスピードで走らなくてもいいかなと思ってしまったのです。
そして派遣での就業をあきらめかけた頃、フルタイム事務案件の紹介の電話が入りました。
コロナ禍後の人手不足は仕事紹介のチャンスかも
その派遣会社では5年前当時に暇すぎる職場からの転職を希望して新しい派遣先への紹介をお願いしたにもかかわらず、年齢のせいか?その時の営業担当からは全く紹介してもらえなかったんですよね。
だから派遣会社のほうから打診があるなんて、時代は変わったなぁと思いましたね。コロナ禍の後で人手不足だとは聞いていましたが。
派遣の仕事の検索でもハローワークや地域の仕事紹介サイトでも、求人数は以前より増えているように感じます。40代50代も応募可の求人もあります。
リモートワークも可能な職種も増えているので、WEB制作やWEBデザインなど手に職をつければ年齢も場所も関係なく仕事を得ることは可能な状況だと思います。
紹介をもらうには派遣会社と良い関係を保つ
紹介をもらえる、声をかけてもらえるっていうことは、本当にありがたいことだと思います。これは以前に関わりがあったときに良い印象を持ってもらえていたということなのだと思います。
就業契約中に来たメールや電話にはすぐ返答する。
必要な報告や相談をマメにする。
あいさつや丁寧なことばづかい。
時間厳守。
社会人としては当たり前の、こんなカンタンな心掛けで信頼を得ておくことが大切です。
数回の転職でいろいろな職場、いろいろな人たちに出会ってきたことで、「信用」「信頼」は財産だなぁと実感します。
紹介をもらうには複数の派遣会社に登録しておく
50代になってから派遣会社からの仕事紹介をもらうことは簡単なことではないと思います。私も今回は本当にあきらめかけましたもの。
仕事を得たいと思うのなら、会社勤めをする必要があるのなら、やはりアンテナを張って広く情報を集める努力は必要だと思います。派遣会社は少なくても3~4社に登録し、希望の職種や条件で募集が出ていないか常にチェックしておくと良いと思います。