50代女性が新しく仕事に就こうと考えるとき、なるべく安定して長く勤めたいですよね。
私は派遣の英文事務を2社で4年間ずつ、3か月ごとの契約を更新しながら続けてきました。
体験を通して派遣社員として長く働くコツをお伝えできると思いますので、これから派遣事務のお仕事を探したり更新を続けたりしようとしている方の参考になれば。
50代女性が派遣社員として長く働くコツ
普通に考えて50代女性が新規に就職先を得ることは、いくらアベノミクスだ、売り手市場だ、といっても若い20代30代とは違うとわかります。
ですから今いる職場で気持ち良く仕事を続けていくことが一番現実的な選択なのは確かなようです。
それでは気持ち良く長く働くにはどうしたら良いのでしょうか?
思いつく心構えを書いて見ましょう。
1-働く目的をはっきり自覚する
2-身の程を知る
3-自信を失わない
50代女性も働いている目的を見失わない
私の場合は「収入を得る」が働く大前提です。
私は長年の夢であった通訳案内士試験に合格した後、本当は通訳ガイドとして仕事を始めたかったのです。
通訳案内士団体に所属して新人研修や各地研修、日本文化研修をたくさん受講しました。
同期合格の友人と一緒に、または自分一人で自主研修をしたり、ずいぶん時間もお金も掛けました。
添乗業務も経験しておいたほうが良いと思い、2年間のバス添乗員の仕事にも就きました。
そんな私のわがままを私のしたいようにやらせてくれた夫が仕事の重圧でうつになり、会社を休職しました。
私立大学生2人を抱える我が家の収入を確保することは絶対条件になりました。
ガイドや添乗員は稼げない職業で有名なのはご存知でしょうか?仕事がきつく不規則な勤務時間の割には悲しいほど収入が少ないのです。
私は転職を決意し、「収入を得る」大前提のもとに納得のいく時給の派遣求人に迷わず申込み、運良く2週間程の求職期間で採用されました。
50代女性は分相応の仕事があると自覚する
私は英語を時間もお金も掛けて勉強してきたのだから通訳や翻訳などもっとできるはず、と思いたいところです。
でも実際はできません。
そういう練習を積んでもいないし、外国で暮らしたことも無いし、そこまでの実力がついていないことを自分自身で知っているからです。
背伸びをしなくてもできることがあるはず。
キーボードをブラインドタッチで打つことやエクセル・ワードを少しは使えること。
私のできる範囲のことで派遣会社が買ってくれるスキルを感謝の気持ちで差し出すことも、私の実力だと納得することです。
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50代になっても自信を失わない
「どうせ私はこの程度」と卑下する必要は全く無く、今すぐでも今からでもできることを開始する気力を維持することです。
まだまだやりたかったこと、今まで手を付けられなかったことがあるでしょう?
50代になったから単語を覚えられない、新しいソフトを使いこなせない、と尻込みしては、練習すればできるかもしれないことから逃げることになります。
高齢化の時代、70歳まで働きたいと思ったら、まだ20年もあります。
新しい未知の技術を身につけられたら新しい目標が見えてきて、違う世界の扉を開けるかもしれません。
できるだけ快適に長い期間働き続けていくためには、50代女性ならではの悩みや条件に柔軟に対応できる仕事を探すことも大切なポイントになってきます。
私にはまだ新しくできることがあるかもしれない。そうだ、その力を持っているはず!
自信を持って日々過ごしていけば、私らしく生き生きとした働き方が継続できると思います。