コロナ禍で失業者が増えているとか日本経済が低迷しているとか、そんなわかりきったニュース以前に明白なことがあります。
50代女性が転職しようと思ったときにぶつかる年齢の壁。
ただでさえ就職が難しい情勢であるなら、50代女性は勉強するとか資格を取るとか、レベルアップする戦略が必要になると思うわけです。
3月に前職を辞めて求職者になった私が、たった2ヶ月で日商簿記3級試験に合格できるのか?
これから数回に分けて合格までの道のりをレポートしていきたいと思います。
私の資格取得体験談を通して、仕事が無いと悩む40代50代の女性が前を向けるヒントになればと思います。
50代なのに日商簿記3級を取ろうと思った理由
なぜ数ある資格試験や検定試験の中から日商簿記3級を選んだかの理由はいくつかあります。
まずは知名度があることですね。日商簿記検定はもう50年の歴史があるそうです。
「簿記」って言うと、商業高校へ進学した子や経済・経営を専攻した学生が学ぶものだという感覚でした。
はっきり言って私は数字が苦手で、経理や銀行や数字に関係がある仕事って選んで来なかったんですよね。
むしろ避けて通っていたような。なのに50代になった今さら受験しようとは。
その理由は以下の4つです。
50代で事務の求職は難しいと自覚があるから
私は子育ての目途が立った40代から50代にかけて、転職を繰り返しながら主に事務の仕事に就いてきました。これまでは派遣社員や契約社員として就職することはそんなに難しくなかったです。
たぶんそれは英検準1級や通訳案内士資格を持ち、TOEICスコアが800だったことが功を奏して派遣英文事務に就けていたからだと思います。
ところが50代も後半になると、さすがに派遣事務に応募しても採用されないことが増えてきました。派遣会社の担当者は言葉を濁していましたが、やはり年齢のせいだと思いますよ。
これからも事務の仕事に就きたいと思うなら、ちょっと違うスキルアップも必要かもしれないと思ったわけです。履歴書の資格欄に「日商簿記3級」って書いてみたいかなと。
いや、実際には採用されるのは難しいかも、とは思っているのですけど、視点を変え視野を広げてみてもいいかな、と考えました。
求職活動実績にカウントされるから
3月に前職を辞め失業者の身分になった私は、雇用保険の失業者給付を受けながら求職活動をしようと思いました。
何度か転職をしているのでハローワークを通して求職活動をするのは初めてではありません。失業者給付を受けるためには失業認定日までに求職活動実績が必要なことは知っていました。
その中に「再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等」というのがあります。「簿記」や「実用英語検定」などはそれに該当します。
私は前職を3月の契約終了のタイミングで辞めると決めた時から、6月の簿記検定を求職活動実績にしようと狙っていました。
リベ大の学長が勧めていたから
リベラルアーツ大学の両学長は、「自分の力で今よりも自由になる」人を増やそうと奮闘中の、20代30代に大人気のユーチューバーです。会社経営者・投資家でもあり、ブログや運営コミュニティで有益な情報をたくさん発信しています。
私も本を買っちゃいましたよ。
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で、役に立つスキルとして簿記とFPを熱を持っておすすめしていて、私も感化されたというわけです。
私は家計簿もろくに続かないくらいお金とか数字とか苦手意識がありました。
でもブログアフィリエイトをやっていると、もっと発展させたいとか確定申告が必要になるとか、どうしてもお金の流れを把握しないわけにはいきません。
ですからここらであきらめて(?)帳簿や財務諸表の意味がわかるようになるべきかなと決心したわけであります。。。
いずれ起業するかもしれないから
いや、まだまだ先の話だとは思うのですけど、私にも夢がありましてね。
猫が好きなので、猫と暮らす猫に癒される生活が心地良いので、猫を飼いたい人には飼える暮らしを提供したいと思っているのです。猫を飼える賃貸住宅のオーナーになろうと思っているのです。
ペット可アパート・マンションでもネコは不可のところって多いですよね。そして一方では野良猫や飼育放棄で殺処分が無くならない問題。私は拾い猫の里親探しに苦労した経験もあるし、猫の殺処分ゼロを目指したいのです。
そのためには資金を貯めて事業として猫用賃貸住宅を運営したいと思っています。
その経営者になるためにも簿記3級からがスタートかな、と思っている次第です。
転職で役立つ資格の筆頭は簿記だった!
就職・転職を考えている人が気になるのは、採用に有利な資格や職場に入った後に役立つ資格ってあるのかしら?ってことだと思います。
今日はこんな記事を見つけました!
転職で役立った資格 3位「TOEIC」、2位「運転免許」、1位は?
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、ビジネスパーソン500人を対象に「転職で役立った資格に関する意識調査」を実施した。その結果、転職で役立った資格1位は「簿記」であることがわかった。
ITmediaビジネスonlineに掲載された記事によると、転職に役立った1位は「簿記」2位が「運転免許」3位「TOEIC」だというのです。
私も今まで経験した転職活動では運転免許とTOEICは実感があります。
一般事務の募集なのに、必要な資格に「普通運転免許」の記載がある求人票をよく見ます。うちのほうは田舎で車社会なので運転免許くらい持っていて当たり前でしょ?という雰囲気があります。ハローワークの方も言っていましたが、運転免許を持っていることが一般常識みたいなところがあります。
TOEICに関しては、英語を使う仕事に応募するならあったほうが良いと実感しています。採用されるまでは。
実際はTOEICスコアと仕事内容は直接関係が無かったりもするのですけどね。自信にはなりますよ。
このメディア記事では簿記が他の資格を引き離して堂々1位になっているので、私も自信を持って簿記3級検定にのぞみたいです。
50代が2ヶ月の短期集中で合格できるのか
簿記3級試験に向けて50代の私が勉強を始めたのは4月からです。
今までの経過はこの通り↓
スタートは2月の資料請求
3月は前職を辞めた後の脱力感で何もやっていない
4月からネット受講を始める
5月から本格的に焦り始める
6月の本試験に向けて今から問題集を始める
5月20日現在、やっと単元57まであるオンライン受講を終わったところです。これから問題集を解きながら復習をし、試験直前答練や公開模試を受けようとしています。
はて。。。終わるのだろうか・・・
あと1か月を切ってしまいましたが、ちょっと頑張ってみますね。
まずはやってみる。実践あるのみ。
また経過報告を書きますね~