20万円ルールって?50代副業ブロガーが初めて確定申告に行ってみた

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副業で収益化ブログ運営をしていれば、毎月5万円10万円と収益が上がってくれたらうれしいですよね!

そして年間の収入金額が20万円を超えるようになれば、確定申告が必要になります。

今日は私が副業ブロガーとして初めて経験した確定申告相談会の様子をお知らせいたします。

あれこれネット検索して一人で悩むよりも、相談会で税理士に確認してもらえるほうが何倍も安心ですよ。



目次

副業の収益20万円を超えたら確定申告が必要

会社勤めをしている給与所得者であれば、給与から天引きで源泉徴収されたり年末調整で還付されたりしますよね。
でもおこづかい稼ぎのつもりでやっていた副業の所得合計が20万円を超えるようになると、確定申告が必要になります。

アフィリエイトサービスプロバイダのA8.netが見やすいチャートを提供しています。

アフィリエイトで得た所得の確定申告

私は2018年前半は副業ブログの収益が毎月1万円にも満たない状態だったので、確定申告が必要になるほど稼げるようになるとは思っていませんでした。それが秋ごろから急に月に2万から3万円の収益が上がるようになってきて、嬉しい反面ちょっと焦り始めました。

だって必要経費に入れられるような交通費などのレシートをきちんと取っていなかったし、もっと小まめにノートにまとめておけば良かったと反省してます。きちんとしておけば必要経費になる費用もたくさんあったのに(涙)

■必要経費
アフィリエイト収入を得るために直接要した費用及び販売費、一般管理費、その他。
〔例〕
1.通信費(電話代、プロバイダー料金、インターネット接続料)
2.消耗品費(プリンターのインク代、用紙代、ホームページ作成ソフト代、デジカメの電池代など10万円未満の消耗品や文房具代)
3.新聞図書費(ホームページ作成のための書籍代、アフィリエイトに関する専門書籍の購入費)
4.減価償却費(10万円以上のパソコンなどを購入した場合に固定資産として数年間でその取得費を費用化するが、その一年分)
5.水道光熱費(パソコンを使用するための電気代)
6.旅費交通費(ホームページ用の写真撮影のための電車代、メディアのオフ会参加のための交通費)
7.接待交際費(メディアのオフ会参加費用)
8.雑費(成果報酬の振込手数料、アフィリエイトに関するセミナー参加費)

出典:アフィリエイトで得た所得の確定申告について:アフィリエイトのA8.net

会社で年末調整をしてもらっているので本来なら確定申告の季節にこんなあたふたしなくてもよかったのになぁ、と複雑な気持ちでした。

年末になると今回は確定申告が必要になるかもしれない気がしたので、ふるさと納税は便利なワンストップ特例制度の利用ではなく、寄付金控除申告も一緒にすることにしました。

確定申告会場へ出向いた理由

ブログ収入が20万円を少し超えたから

ふるさと納税の寄付金控除を申告したいから

国税庁の確定申告書コーナーで作成した書類が正しいか不安だったから

確定申告の書類作成は、国税庁のサイトで作成し郵送すれば会社を休むことも無く簡単に終わります。会計ソフトを利用すれば、確定申告書類を税務署に提出できる状態で自宅のプリンターで印刷することもできます。
無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」

私は両方の無料サイトで収入と経費を入力してみたら、どうも数千円の納税が必要になるみたいな結果になりました。

ぶちねこ
あれ?経費を引いて20万円に満たなかったら追加の納税は無いんじゃなかったの?

それで迷いが生じ、税理士に相談できる確定申告会場へ出向くことにしたのです。

税理士に相談できる相談会がおすすめ

確定申告の時期になると税務署が混むので、自治体によっては特別会場を設定していたりします。市町村の広報誌やホームページで確認するといいですよ。

午前9時スタートであれば、朝一で行ったほうが待ち時間が少ないと思います。私は20分くらい出遅れてしまったら、会場では30分待ちになりました。

申告会場に入ると、係の人がどの列に並べばよいか案内してくれます。

書類作成済みで提出だけすればいい人

申告書の作り方を聞きながらパソコンを使用したい人

スマホで申告したい人

税理士に相談したいことがある人

一番長い列はパソコンの使い方を係の人に教えてもらいながらその場で書類作成するコーナーでした。

税理士に相談するコーナーでは8名の税理士が対応していました。利用者は無料で相談できます。参加している税理士団体は無償サービス提供だとポスター掲示されていました。ありがたいですね。

私が案内されたのは女性の税理士さんで、とても丁寧に対応してもらえましたよ。相談した内容はこんな感じ。

chocopi
必要な入力をして申告書を作成した内容が合っているかみていただけますか?
雑所得は収入から必要経費を引いたら20万円にはならないんですけど、納める税金額が表示されているんです。
chocopi
年末調整は受けているのですが、寄付金控除も受けたいので確定申告に来ました。
税理士さん
給与のほかに収入があるのですね。何ですか?
chocopi
ブログアフィリエイトの広告収入です。
税理士さん
わぁ、そういうのがあるんですね。すごいですね。
chocopi
あの、この○○円は納める税金ですか?20万円にならなければ課税されないと思っていたのですけど。
税理士さん
この申告書で合ってますよ。申告しなくても良いというのと課税が無いというのは違う話で、所得があったら課税されるんですよ。

所得があったら課税されると考えるべきもののようです。

国税に関しては少額収入ではお目こぼしというか、「申告しなくてもよい」けど、住民税に関してはそういう規定は無いということのようです。

申告不要というのはあくまでも国税である所得税に関して税務署に申告しなくてよいというだけで、住民税に関しては市町村には申告は必要とのことです。

今回正直に相談会に出向いて感じたのは、どうせ市役所に住民税の申告に行く必要があるのなら、確定申告の相談会で疑問をすっきりさせられて良かったということです。

大切なことは納税するべきはする。そしてその使い道を国民・住民としてしっかり監視することじゃないでしょうかね。

節税も大事かもしれないけど、こちらはしっかり税金を納めているんだから、国も自治体もしっかり仕事してよね!ということです。

ほんっと国や社会の仕組みってわかりにくいですね。

初めての確定申告で得た教訓!

経費にできるものは領収書・レシートを取っておく

わからないことは悩むよりも詳しい人に相談する

確定申告お助けアプリの利用も考える

結局自分で作成した申告書類は正しかったので、添付書類(源泉徴収票・マイナンバーカード通知と運転免許証のコピー)とともに提出しておしまいです。相談から提出まで10分ほど。簡単。

収入や経費の計算の元データ・領収書などの書類は提出はしませんでした。手元に保管しておけばよいようです。あとは納税用口座振替はがきをもらってきました。

もしかしたら確定申告に行かないで済めば良かった面があるのかもしれないけど、あれこれ悩むよりプロに聞いたほうが気持ちがスッキリします。

書類を作ったり領収書を集めたり面倒くさいことには違いないので、いつか税理士を頼めるほどブログで収益を上げられるようになりたいものです。



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