40代50代になったら派遣社員の仕事探しは不利だと思っていませんか?
私は20代で正社員と派遣の営業事務を経験、子育て後の40代から貿易事務・英文事務の派遣社員で働いてきました。
派遣社員の仕事探しに活かせる40代50代の強みって知っていますか?
意外と自覚していないかもしれませんが、年齢を重ねてからの仕事探しに活かせる強みがあるんですよー。
年齢を重ねたことによるメリット・デメリットを比較しながら、快適な働き方を探しましょう!
40を過ぎてから派遣社員で働くときの強み
小さな子供の子育ては終わっているということ
「子育て終了している」ということは新規に仕事探しをするには大きなメリットです。
小学生までは学校行事はもちろん、PTAや子供育成会など本当に親の出番が多くて、仕事と子育てを両立している若いお母さんたちはスケジュール調整に苦労されています。
以前は正社員だったけれども復職を目指しているお母さんは本当に大変な思いをしていますね。
それはそうですよ。20代30代のまだ若いうちから不安定と言われる派遣社員になってしまうかもしれないのですから。
都会に仕事も人口も集中し過ぎていることが元凶だと私は思っているのですが、そう簡単にちょっと田舎に引っ越しや転職もできませんから悩みは深いでしょう。
専業主婦をしてきた人も、子どもが中学生を超えると(中学生でもまだまだ親の出番は無くなりませんが)少しはラクになります。
やむなく専業主婦として子育てに集中してきた方がやっぱり仕事を再開してみたい!と思うのも(私もそうでしたが)子供が中学生、するともう40代!この頃からではないでしょうか?
30年前とは違って社会の空気も変化しましたよね。30年前は「結婚したら会社は辞めろ!」でしたからね。
それが今どきは逆に「女も外へ出て働け!」という圧力が強いのですから社会も変わるもんです。おかげで選べる仕事の種類が増えたのは良いことかもしれませんけど。
どちらにしても小さい子が家に居るママさんでないほうが派遣先の会社は心配が少ないです。派遣されたばかりの派遣スタッフが欠勤や早退を頻繁にしたら業務が進みませんからね。
これが40代以降に仕事探しをする人の一番の強みなのです。
デメリットは中高年層への突入期ならではの悩みが出てくること
自分自身の体力気力の低下の心配が始まる
パートナーの退職や病気、老親の介護や葬儀の心配が出てくる
年齢を重ねていけばどうしても気力体力は落ちます。これは仕方ないことです。
私は目は疲れやすく老眼鏡を使うようになったし、腰も痛い。あぁやだ若いっていいなぁ~。私にもそういう時代もあったんだけど。。。
40代50代は、年齢が高くなったからこその心配があることを見越して仕事探しをします。
派遣契約は2週間から1か月ほどの短期契約や短い時間の契約もあります。平日フルタイムなどの長期契約の仕事に就けば、社会保険加入もあり、有給休暇の取得もあります。
派遣社員は仕事内容の即戦力として求められてはいますが、正社員のような大きな責任は持たせられないことが多いので、年齢が高くなったことで出てくる心配事に対応しやすい働き方だと思います。
50代で派遣社員を続ける
派遣社員であると、都合の良いこと悪いことはいろいろあります。でも老後貧乏を回避したいなら働き続けるしかない。
50代の仕事探しの難しいところ
40代50代になってしまえば仕事内容や就業条件の選択肢は狭まる
一度契約を終了してしまうと次を紹介される保証はない
それでも私は常に仕事情報にアンテナを張って自分に合う仕事を探し続けたいと思っています。
夢に向かって前進、という若いころの気力は失われていても、今までの失敗や経験からくる自信が、心の落ち着きを増しています。
あきらめや悟りを持てるようになっていて、今のままの自分を受け入れられるようになっています。
今どきは会社勤めの形態をとらなくてもクラウドソーシングや起業という手もありますから、収入を得る方法の選択肢が増えましたよね。これもインターネットなどの技術革新のおかげですね。
40代50代には派遣は働きやすい
派遣契約は長期でも3か月ごとの更新なので色々な職場を体験することができますし、合わなければやめることもできます。
家庭の事情で欠勤が必要になる事態もあるかもしれないことを考えるとありがたいことです。
派遣は非正規雇用でランクが下のように報道されることも多いですが、派遣で働く形態が都合の良い年齢や家庭環境の人もいるということです。
正社員が必ずしも安泰な働き方ではない時代に、年齢や性別は関係なく少しでも充実した毎日を過ごせるような働き方をしたいですね。