子育てと仕事の両立は大変です。
子どもたちとできるだけ一緒に過ごしたい。
それでも自分のキャリアアップのために家の外で、社会の中で仕事をしたい。
社会へ目を向けたい自然な気持ちと家庭への愛情から、両立に躊躇するお母さんたちの葛藤を見聞きすると、陰ながら応援せずにはいられません。
今、再就職を漠然と考え迷っているのなら、行動に移すのは早いほうが絶対いいです!
再就職しやすい時代になってきている
子育てのため一度は家庭に入ったお母さんの社会復帰を促す社会の雰囲気が、近年は随分できてきましたよね。
景気が回復傾向で人手不足も問題になっています。
女性の働く環境は、30年ほど前に私が子育て期間に突入した時代は、まだまだ結婚・出産退職は当たり前でした。
男女雇用機会均等法が施行されても育児休暇や同じ職場への再就職は当たり前ではなかったのです。
今は子育て支援の空気がこれだけ醸成されて女性の社会での活躍を期待されている時代です。
再就職を希望する女性には、仕事を通して得る充実感や夢の実現に向けてキャリアアップを早めにスタートしてほしいです。

再就職時期は中学入学頃が目安
さて、再就職をしたいと考え始めるのはいつでしょうか?
もちろん家庭内の役割分担や家計の状況で、条件はだれもが同じわけではありません。
それでも私が再就職した経験からアドバイスできることがあるかもしれませんので少しでも参考になればと思います。
私の場合、子どもたちが幼児から小学生のうちは専業主婦でした。
引っ越しがありPTA活動があり、田舎での就業は求人も少ないし、積極的に職に就こうとは思っていませんでした。
そうは言ってもやりたいと夢に見ていた職業をあきらめて専業主婦のままでいることが苦しくなるのです。
自分の力の無さ、人生の挫折感、社会から取り残された寂しさにやりきれない毎日を過ごすようになりました。
それで子供二人が中学生になったとき、15年ぶりくらいで社会復帰。40代で初めてパートに出ました。



遅くても中学入学で再就職を
始めから週5日フルタイムで就職しなくてもいいのです。
少しずつ始めればいいのです。
私は添削の集計事務で短時間のアルバイトでした。
事務でも作業でも販売でも、無理のないところから慣らしていけばいいと思います。
子どもが中学生になっても学校行事が多く、全く手が離れるわけではありません。
それでも子どもたちは自分でできることが増えるので、小学生よりは手が掛かりません。
再就職は子供たちが中学生になった頃がちょうどよい時期だったと思います。
仕事に使えるスキルって、たとえ専業主婦になる以前は企業内でバリバリ仕事をこなしていたと自他ともに認めていても、現場から離れて10年も空くと企業社会では即戦力とは見られなくなってしまいます。
ブランクがあってもすぐ使えるスキルであれば良いのでしょうが、それがなければ就職活動をしようという勇気が無くなってします。
継続は力なので、途中でブランクがあるとチャレンジする気が失せてしまうのです。
そしていまさら再就職しても就職先でやっていけるか自信がなくなってしまうのです。
迷っているなら早めに行動するほうが良い
いずれ仕事を何かしたいな、と漠然と思って迷っているのなら、なるべく早く行動に移すほうが絶対良いです。
40代50代になっても仕事には就けます。
でもスタートは早いに越したことはないと実感しています。
早めスタートで再就職しながら、本当にやりたい仕事は何なのか探りつつ、勉強したりスキルアップしたりすることはできます。
社会は子育てで頑張ってきた女性の力を求めています。迷っているよりまずは行動に移しましょう。




