転職を目指すと決めたなら年齢であきらめないで!とはよく聞くことばですが。。。
実際に転職活動を始めると年齢の壁の厚さにがく然としますよね。
わかります。今まさに私もその壁にぶち当たっていますから。
それでも仕事に就きたいならどうすればいいのでしょうか?
この記事では50代後半女性が転職活動の厳しさにめげないための気持ちの持ちようを模索します。
ミドル・シニア世代の悩み多き女性の参考になればと思います。
50代後半の転職はさすがに厳しい
40代でさえ何かキャリアや手に職が無ければ、子育て終了後に専業主婦から就職活動して仕事に就くっていうのは難しいですよね。
それが50代も後半になると、さすがに厳しくなります。
でも40代ってまだまだ若くて、パソコンスキルや語学や資格取得の勉強を40歳から新しく始めても、就職できる可能性は高いです。
実際私は42歳で資格を取ってからの転職活動で、55歳までは派遣や契約社員の仕事には着けていましたから。
求職支援の職業訓練が終わると、ハローワークからは雇用保険に加入できるような就職をするように促されます。
すると正社員かフルタイムの派遣社員かってことですよね?50代の私にも可能なのか?
自分のできること・働き方の希望と、企業の求める高いスキル・若い活力ある人材像がどうマッチするのか?
悩みながら検索していてこんな記事を見つけました。
特に着目したのはキャリアコンサルタントの転職コラムで、「前職にしがみつかない働き方を選ぶ」っていうところ。
50代にもなると人生経験が豊富になって自尊心が強くなってきて、以前の職場や職歴とどうしても比較したくなります。
でも昔は昔。
転職活動をこれからするのなら、「昔取った杵柄は横におく」。
「以前はこれができた」じゃなくて、「前職を退職してから今までのスキルアップでこれからはこれができる!」という、経験を下地にした「自分の可能性を信じる」姿勢が必要なんじゃないですかね?
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【リクナビNEXT】
50代でも就職をあきらめない3つの方法
スキルを伸ばす
私が通っていた求職者支援職業訓練のWebデザイン科は、20代から30代の若い人が主流でした。
他の教室ではエクセルやワードの基礎から学ぶコースや簿記のコースがあって、40代から50代以上の受講生が多かったようです。
学ぶ気になれば年齢に関わらずスキルを身につけて就職活動に活かす方法もあるってことです。
気になる方はぜひハローワークで相談してみてください。
パソコンスキルでも英語でも、あきらめずに学べばきっと就職への道は開けると思いますよ。
ランクを下げる
転職活動を始めると、福利厚生の手厚い正社員や時給の高い長期派遣社員ばかりに目が行きがちですが、希望の働き方のランクを下げることも考えてみましょう。
いや、本当は社会保険も賞与も正社員としての地位もほしいですよ?
少子高齢化で女性や高齢者の労働力がほしいとか報道されているのは本当?って求人数の少なさを不満に思うこともありますよ?
でもこれからの人生が長い若い世代と違って、65歳の年金受給開始までの数年をつなぐと思えば、長期で勤められる正社員だけを選択肢にする必要もないのではないでしょうか?
子育て・家庭生活と仕事との両立で忙しい思いをし、今まで十分がんばってきたのですから、もう生活レベルを抑えて働き方も緩やかにしていいのでは?
正社員でなければ、長期の派遣社員でなければ、と決めつけず、短期間の仕事やパートアルバイトといった働き方へシフトしていってもいいのではと思います。
こだわらない
50代後半で就職活動をすると、今までの経験はあまり認められないようで悲しくなることがあります。
やはり人は認められたいもの。今までの経験が今まで通りできると思いたいもの。
でも就職活動で気持ちを楽にするためには前職や経歴にこだわらないことが大切かもしれません。
そしてやったことがないからとあきらめない。
50代後半の転職活動は、たぶん最後の職選びになると思うんですよね。
だったら未経験の分野でもやってみたかったことをやってみてもいいのではないでしょうか?
必要なのは人と人とのコミュニケーション。
情報集めと人とのつながりを大切にし、「心が快いと感じられる時間」を大事にする。
こだわりは捨て気持ちをラクにしながら、良い就職をあきらめないでがんばりましょう!
AI化が進み、単純作業の仕事は増々姿を消していくでしょう。
これから残っていくのは「人」でしか成り立たない仕事だとも言われています。
転職するにあたり何を基準としていくのか?
今後の人生をどう過ごしていきたいのか?を見つめ直してみましょう。