16歳の我が家の長老は近頃だいぶ年老いてきました。
今では高いところへジャンプすることはできなくなり、
2階からの階段を降りるときは、
一歩ずつ確かめながらゆっくり降りていきます。
昨日はカーペットの上に何やらコロンと落ちている。。。
またトイレがうまくできなかったのかな?と思いきや、
どうやら歯が抜けたようです。
既に右の上下の牙は抜けてしまっています。
ということは、奥歯?
ペットフードはカリカリが好きで
以前はカリッコリッっと軽快な音をさせていたけれど、
この頃は口の中でくっつくのか前足で口元をしきりに引っ掻いています。
あーあ、あんなに軽やかに走り回っていた黒猫が
おじいちゃんになっちゃったなぁ。
壮年期にはよく食べよく寝て、体重も7キロありました。
でもこの頃はよく吐くしすっかりやせて
4キロくらいだと思います。
元気は元気なんですけどね。
毛ツヤもだいぶポサポサしてきてしまいました。
とにかく甘えて寄って来たら、顔を見てなでてやります。
先日私の中学時代からの友人と久しぶりに電話で話しました。
その友人は猫を5匹飼っています。とても大切にしていて、
「猫たち元気~?」と聞いたところ、
以前から糖尿病で療養中の長毛の猫ちゃんは亡くなったそうです。
17歳ですって。
よく獣医さんに通っている話や
療養食をなかなか食べてくれない話を聞いていました。
やはり寂しいでしょうし、残念です。
それでも、病気を持っていても17歳って、十分長生きではないでしょうか?
さらに一番古くから飼っている猫がいます。
20歳ですって!
今では長老猫も珍しくなくなったかもしれませんが、
それでも充分長生きですごいですよね。
うちの子も頑張って20歳まで生きてほしいな。
うちもそうですが、友人の猫たちは皆、
ペットショップで買った子たちではありません。
拾い猫や、近隣の家族が引っ越しで置いて行ってしまった猫や、
いつの間にか1匹、また1匹と家族に仲間入りした子たちです。
出自はいろいろでも、
大事に育てられて17歳や20歳まで長生きできるなんて、
本当に幸せな子たちだなぁ、と思います。