50代が挑戦中の職業訓練WEBデザイン科の授業も5か月目が終わろうとしています。
この年齢で職業訓練を受けたところで、果たして就職につながる成果を得られたのでしょうか?
迷いと不安、そしてある種の達成感を得た心の内をお伝えしたいと思います。
卒業制作発表に向けて動き出した
5ヶ月目の訓練では、12月の卒業制作発表に向けてのWEBサイト作りがスタートしました。
まずは受講生それぞれが思い描くWEBサイトの構想を練ります。
カフェや旅館のホームページ、企業・事務所のコーポレートサイト、スポーツジムや水族館など、興味は人それぞれだなぁと感じますね。
そしてバラエティーに富んでいる。すごいなぁ、みんな。
手順としては、先にillustratorを使ってWEBサイトの枠組み、フレームワークを書きます。
オリジナルのロゴやファビコンのデザインを作ったり、ウェブサイトで使いたい写真やイラストなどの素材集めをしたりします。
その後は画像や文章を入れたり配色を考えてデザインカンプを作成します。
それができたらHTML・CSS・JavaScriptでコーディングを始める・・・というのが本来の工程なのですが。。。
私は今回の訓練で初めて触れたillustratorに苦手意識が大きくなってしまい、手順通りにはできませんでした。
なので、手書きでフレームワークを紙に描き、いきなりHTMLとCSSのコーディングに進みました。
そして発表日より20日早く完成させることができました。
就職も視野に入れていく
私の受けている職業訓練は6ヶ月のコースです。5ヵ月目ともなればそろそろ就職を視野にいれていかなければなりません。
WEB関連の仕事と言えばWEB制作会社に勤務する、っていうのが王道だと思うのですが、それは20代30代の若い人の世界。
YouTube見てもブログ見ても、うまくいっている人は少数派の気がします。難しいスキルだからこそ生き残るのは大変。
50代だとどんな仕事に就けばいいのだろう・・・考えられるのは
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フリーランス
クラウドソーシング
起業
派遣
未経験からのスタートとはいえ、できれば職業訓練で学んできたスキルを活かしたいです。
でも企業への就職が難しいとなれば、フリーランスとしてクラウドソーシングで案件獲得したり、起業を視野に入れて営業活動を始めるか?
それともWEB関連はいったん置いといて、今まで経験してきた内容を使う仕事、例えば一般事務や英文事務の派遣社員を目指すか?
転職するたびにいつも悩むことだけど、何が今の自分にできることなのか、本当にそれが幸せな気持ちにつながることなのか?
今の時点では何も決められていませんが、私はどこかのグループに入って新しい人と出会うことが楽しみなのです。
私は家の外へ出て、何かしらの仕事はしていきたいと思っています。
自然体で仕事をしていきたい
5ヶ月の訓練期間で身に染みたのは、習ったスキルが使い物になるかどうかはセンスと練習だということです。
WEBデザインと一言で言っても、ホームページ制作かバナーやサムネイル制作かで使うスキルが違います。
好きなこと・時間を忘れて楽しめることなら、仕事であろうが趣味であろうが技術は上達します。
苦手だなぁと感じることを得意にするよりも、現時点で得意なことを発展させていくほうが自然体で仕事をしていけると思います。
何事も無理したら続きませんから。
気になることはやってみるしかない!と思って始めたWEBデザインの職業訓練。
わかったことはデザインは私には難しくてもコーディングは嫌いじゃないってこと。
なにごとも実行しないことには実現しない。何もわからない。
経験してみて良かったというのが素直な感想です。