あなたが転職をすると決めた時、家族や親兄弟は好意的でしたか?
50代派遣社員の私が転職を決めた時、実家での意外な反応に驚きと悲しさを感じました。
派遣の4年勤続で我慢が足りない?
現在の派遣先を4年勤めて契約終了にしたところ、実母に「今時の人たちは我慢が足りない」と言われてしまいました。そんな簡単に仕事を辞めるのか、仕事はつらくても続けるものだと。
以前の貿易事務も4年間勤めました。契約途中で投げ出すなら我慢が足りないと言われても当然と思いますよ、私も。
でも3か月ごとの契約期間を何度も更新しながら期間満了で終了するのにこの批判は当たらないと思うのです。
姉妹にも「もったいない」と言われてしまいました。それは派遣先企業が誰でも知っている有名大企業で、時給も地元としては悪くない金額だったからです。
大企業での勤務は派遣社員のメリット
派遣社員のメリットの一つとして、正社員ではとても採用されないような大企業にでも派遣先企業として勤めるチャンスがあり得るということがあります。
そのメリットを本人は十分承知していて派遣スタッフとして勤めているわけです。
ところが他人や親戚は、「○○株式会社に勤めているの、すごいわね!」ときます。
つまり一時的な非正規雇用の派遣社員という事実を通り越して有名企業が前面に出てきてしまうのです。
だからいざ辞めるとなると、「もったいないわね!」となるわけです。
大企業有名企業信仰は健在
どうしても昔の大企業正社員の終身雇用、安定した公務員、定年まで勤め上げるといった考えに固執していて、それ以外の働き方に思いが至らない人たちはいます。
いまや誰でも知っている超有名な大企業も、倒産・買収・統合の危機にある時代ですよね。
派遣社員という働き方も比較的新しいので、本人が希望したところで同じ会社に長くは勤められない、3年で転職する必要が出てくることなど、ずっと専業主婦で来た50代や70代・80代の高齢世代には全くわからない世界なのかもしれません。
自分の直感を信じて仕事選びをする
私は自分自身が仕事の種類や働き方にずっと悩んで進んで来たので、若い世代が転職を希望しても反対はしません。
自分や子供たちが定期的に収入がある安定した働き方なら生活は安心かな?と思うことは確かにありますが、それだって将来、絶対の保証は無いでしょう?
絶対の保証が無いと理解できれば、無いものねだりで過大に期待するのではなく、その時その時で最善と思う方法を試して働いて生きていくのです。
一番身近な家族、パートナーや子供たちが理解をしてくれていることが何よりの励みです。
40代・50代で悩みながら働き方を模索している姿を見せてきたこと、自分の直感を信じて選択してきた働き方が家族の理解を得られるなら、それで良いと思うのです。
きっと誰もが納得するような正解はありません。
毎日が幸せな気持ちになるために次にやってみたいことを試してみて、検証すればいいことだと思うのです。
派遣でもパートでもクラウドソーシングでも働き方は色々あります。
ブログやアフィリエイトで生計を立てる人も出てきている時代です。
新しい技術・新しい仕事の方法を知って今後に活かしていくことに、年齢も慣習も関係ありません。
50代であろうが澱んだ現状を打開したいと転職したいと決めたのなら、自分自身の直感を信じて仕事選びをするだけです。
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