40代や50代になってから転職を考え、または 新規に仕事を始めたいけれども、可能でしょうか? という相談をよく目にします。
社会と関わっていたいし、生活上でも必要があるから仕事に就きたい。
そんなあなたに通訳案内士資格保持・添乗員経験2年のchocopiがおすすめする50代の仕事は、バスツアー添乗員です。
バスツアー添乗員と通訳ガイドは中高年向きの仕事
あなたは旅行が好きですか?
人と話すことが好きですか?
体が健康で足腰に自信がありますか?
それならば50代にピッタリの仕事があります!
特に子供が独立して自由に時間を使えるようになった40代50代の女性には、添乗員やガイドの仕事が最適です。
なぜなら子育てを通して地域のご近所さんや学校・PTA・保護者同士の人間関係で既に対人能力が高められているので、ツアーに参加する様々な年代の様々な背景を持った(わがままな)お客様にも十分対応できる力があるからです。
40代50代は長年の対人関係や危機対処能力や経験が充実している、一番働きやすい年代だと思います。
それにご自分の今までの旅行の経験が活かせます。 長年生きてきたら、旅行に行った回数も増えているでしょう?
旅行業の仕事はお客様を安全に楽しく案内する仕事なので、行ったことのある場所が多いほうが断然有利です。
実際の添乗員の仕事の流れを知りたい方はこちら↓
添乗員にはどうやってなるの?
まずは添乗員派遣会社の説明会に行ってみましょう。
添乗員の仕事は旅行会社の正社員がすることもありますが、多くは専門派遣会社からの派遣添乗員に業務委託しています。
添乗員としての仕事をスムーズに行うために、採用後も派遣会社での説明会や研修会、派遣先になる旅行会社の研修会などフォローがあります。
添乗員資格を取るには、TCSA日本添乗サービス協会の国内旅行業務旅程管理研修を修了する必要があります。
資格取得のための研修は添乗員派遣会社に登録してから受講することができるので、まずは説明会に参加して登録までの流れを知ることが大切です。
添乗員を目指そうと決意したなら説明会後すぐに面談に進むこともできます。説明を聞いてもう少し考えたい、今日は即決できないと会場を後にしても全く問題ありません。
まずは話を聞いてみないことには一歩を踏み出せませんからね!
添乗員の仕事ぶりを観察するために、団体バスツアーに参加してみることもおすすめです。
私は添乗員派遣会社に登録し研修を終えて初添乗のアサインがまだ来ない待機期間に、実際にバスツアーに(こっそり)乗客として参加してみました。そして先輩添乗員がツアー中どのように案内しているのかをじっくり観察しました。
「添乗員の仕事をやってみようかと考えているんですけど」とツアー中の余裕がありそうな時間に添乗員さんに話しかけてみるのも良いかもしれません。
意外にいろいろ教えてくれるかもしれませんよ!添乗員をやる人は話好きな人が多いですからね。
ツアー参加自体が楽しいし、とってもおすすめですよ!
通訳ガイドにはどうやってなるの?
唯一の語学国家資格、通訳案内士試験に合格し、居住地の都道府県庁に登録する必要があります。
通訳ガイド制度は法改正されて、2018年から通訳案内士試験に合格していなくても報酬を得て仕事をできるようになりました。
平成29年度通訳案内士試験の受験者は10,564人、合格者は1,649人、合格率は15.6%でした。
英語については2017年度は合格者数1304名でした。
レベルとしてはだいたいTOEIC840以上、英検準1級以上といったところです。
詳しくはJNTOのページ
ここ10年の間に試験方法も免除レベルもいろいろと追加や変更があって、合格を目指す方々にはチャンスが広がったと思います。
しかし知っていてほしいのは、実際の業務では通訳ができるレベルを要求されることです。
2020年の東京オリンピックに向けて外国語を使える人材を確保したい国や旅行業界として、まずは資格取得者数を増やしたいため門戸が広がっています。
現役トップガイドの活動内容がわかる本は必読です。通訳ガイドとしてどのように仕事をすすめたらよいか実体験に基づいて書かれています。
添乗員・通訳ガイドに挑戦してみませんか
東京オリンピックや各種世界大会・国際会議の日本開催で海外からの旅行者も増えるので、ツアー添乗員や通訳ガイドは今後も有望な仕事です。
確かに試験や登録の必要があって敷居が高いように見えるかもしれません。
けれども実際には定年退職後や40~50代以上の男女が多く就業している職種です。
どんな職種も稼ぎが良くて楽しいだけのはずはありません。
旅行という楽しみのために参加しているゲストに、楽しんでもらう、笑顔になってもらう、やりがいのある仕事です。
体が丈夫で旅行の経験が豊富、家庭に心配事が無い方なら、今までに経験が無くても資格が無くても、 これから始められる仕事があることを 今日はお知らせしたいと思います。