自分自身に投資しなさい、した方がいいよ、とはよく言われることです。
投資とは、なんらかの利益・リターンを期待してつぎ込むお金や時間です。
期待している生活や幸せを求めて、費用も時間も使って努力をすることだと私は理解しています。
自己投資で得られるリターンは人それぞれ
私自身は随分自己投資をしてきた人生だと思います。
家族に応援されながら、しかも家族を犠牲にすることも自覚しながら。
それが今の生活に活かせているかどうか?私自身が日々自問自答しているところです。
私は50代の現在も英文事務の派遣契約を継続中です。
ありがたいことに、契約終了を言い渡されない程度の貢献ができているのでしょう
50代になって振り返ってみれば、これまで随分いろいろな仕事を経験してきました。
その時々でやってみたいこと、私にできること、必要とされていることを選んできて今があります。
ありがたいですよね。
そんな仕事やるな、とは誰にも止められなかったです。
全部自分で選んでやってこれたのですから。
50代になっても派遣事務として就業できるだけのスキルを身につけておいたから、
40代までに自己投資しておいたから、得られているリターンかもしれません。
私の自己投資履歴
通訳ガイドになりたいと中学高校のうちから目標を決められていたことは、その後の進路決定には良いことだったと思います。
そのために英語の勉強に力を入れました。英検やTOEICの資格試験も受験してきました。
目標があったからこそ大学では観光を専攻しました。
就職は希望とは全く違う業種だったけど、仕事に役立つならと自動車運転免許を取得しました。
「日本人だもの、着物の畳み方くらい知っておきたい」と着物着付けも習いました。
ガイド試験対策の学校・対策教材に多額の費用をかけ、一所懸命勉強しました。
学習費用だけでなく受験費用も随分掛かっています。
ガイド試験に合格してからは、ガイド団体のイベントや研修に。
そして同期生との自主研修にも交通費を掛けて通いました。
国内観光地へのバス研修旅行にはたくさん参加したし、役に立つならと添乗員資格を取りバス添乗員にもなりました。
その時々で楽しかったり悔しい思いをしたり。
視野が広がったり、すばらしい人たち、優秀な人たちに出会ったり。
それも私にとっては大きなリターンでした。
自己投資が本当に良かったのかは後でわかるのかな
思い返せばお金のかかることばかり。
そりゃこの年齢になって貯蓄ができていないわけだー。
もっと早くから株や投資信託に投資していればお金持ちになっていたのかしら?
私はこうして色々な仕事、いろいろな経験をさせてもらってきました。
けれども経験や取得した資格を全く活かせていないと思うのです。まさに宝の持ち腐れだったりします。
そして近年は自信喪失から目標もやる気も失ってきています。
本当に自分のためになったのか、家族のためになったのか?
今となっては後悔やあきらめが湧き出て来て、自己投資してきたことが活かせていません。
でも本当にこれでいいのかしら?
折り返し地点を過ぎた私のこの先短い人生?
もしかしたら長生きしちゃうリスクも大きいから、それこそ充実した老後にしなくちゃつまらない。
これから自己投資するなら
費やした時間や費用に見合うだけの知識や経験を今後の生活に活かしてこそ、自己投資と呼べるのではないでしょうか?
50代はもう否が応でもシニアの仲間入りです。
これから自己投資をするなら、目標・熱意・やる気が絶対必要だと思います。
そして生活に活かせる、幸せを感じ取れるリターンを得られるようにすべきだと思います。
今思うのは、私にとって新しい興味、未知の分野、新しい投資対象のこのブログをもう少し頑張ってみようかということです。