ビットコイン、アルトコインなどの仮想通貨取引が盛んにおこなわれていますよね。
もう始めていますか?
不正アクセスによる被害は過去最大の580億円ですって!
余りにも高額でそれっていったいいくら?というのが50代庶民の感想です。
仮想通貨も気にはなるけど、50代には老後資金を安全に増やし確保する必要時期が迫っているので、身の丈に合った投資の方法を考える必要があります。
目次
遠い世界の話に思える仮想通貨
仮想通貨流出ニュースの翌日には被害に遭った仮想通貨の保有者への補填を発表しています。
580億円相当の仮想通貨が不正に引き出された取引所コインチェック(Coincheck)のハッキング被害をめぐり、コインチェックは28日、仮想通貨NEMの保有者に対し、日本円で返金すると発表した。補償総額は日本円換算で約463億円。返金原資はすべて自己資金と公表している。補償時期や手続きに関しては「現在検討中」という。
BUSINESSINSIDER:コインチェックが返金発表、総額約463億円 。時期、方法は未定
被害額は超高額、補填するとの発表は超迅速、しかも自己資金って…
そんなお金、あるところにはあるんだ~。
え、知らないの?と言われそうな恥を承知で言います。
いったいどういう世界なのでしょう?
仮想通貨って何?
そもそも仮想通貨っていうのが何なのか、現実に手元で目にする貨幣がお金だと思っている世代には理解しがたいものがあります。
そもそも仮想通貨とは何なのか。資金決済法の定義によれば、(1)不特定の第三者に対して、物品やサービスの代金の支払いなどに使用でき、(2)不特定の第三者を相手に、購入や売却ができる財産的な価値で、(3)電子的な処理によって移転することができるもの――とされている。すなわち、仮想通貨は、ネット上で一定の価格で流通し、物品やサービスの決済に使用でき、円やドルなどの法定通貨とも交換できるという特徴を持つ。
日本でも普及?仮想通貨ビットコインの現実
ふむ。商品やサービスと交換できる価値を持つもの、ということであればお金と同じなのですね。
新しい技術を怖がらず情報弱者にならない
人生50年を生きてきましたが、現代の新しい技術の発展スピードはすばらしいかもしれないけど不安、というのが正直な気持ちです。
テレビは白黒、電話はダイヤル式黒電話、コンピューターは電子計算機と呼んでいた昭和の人間ですからね。
学生時代、東京丸善の店頭にワープロが展示されていた時、恐る恐る「さ・く・ら」と打って変換キーを押したら「桜」になった感動がいまだに忘れられません。
大学の先輩が夜勤の道路工事アルバイトで頑張って、やっとワープロのプリンターを買えるとニコニコしていた時代です。
それがあれよあれよという間にパソコンが普及し、インターネットで知りたい情報を瞬時に検索でき、ネット通販の利用が簡単にできるようになりました。
ネット通販だって始めは信用できなかったと思いませんか?
それが今では旅行するなら切符の申し込みやホテルの予約は便利なインターネット予約。
ホテルや観光地の情報検索もラクラク。決済はクレジットカードでカンタンです。
スマホなんて、電話でありながら携帯できるパソコンですよ⁈ ポケットにも入っちゃう。
ドラえもんの道具みたいなこんな便利な道具を普通の人が普通に使える世界って、すごいことですよね。
でも新しい技術、新しい機器が世の中に出たばかりの時って、いつもネガティブな批判は必ず出てきます。
そういう批判や心配には耳を傾けながら、新しいものを上手に便利に使っていくほうが幸せなんじゃないかなぁと私は思います。
だから食わず嫌いをせず、仮想通貨がどんな仕組みなのか勉強したり情報を集めたりすることが必要なんじゃないかなぁと思います。
二極化が進む個人資産の増やし方
twitterやネットニュースで頻繁に目にするようになった仮想通貨取引。
情報弱者の知らないところで高額の投資や儲け話が広がっています。
そしてゼロ金利の預金に頼る層との二極化が進んでいます。
老後資金が気になる世代の50代の私が思うのは、個人資産を増やすために無理をしてまで仮想通貨やFXで投資をする必要は無いということです。
必要なことは、自分にとってできることとできないことを見定めること。
そして新しい情報にはアンテナを張って、わからなければ本を読むとか情報を検索するとかして、自己責任を取れる範囲の投資をするということです。
世の中が儲かると言っているから、稼げるらしいから、と理解をしていないまま慣れない方法に参入するべきではないと思います。
生活資金を投入したり資金を借り入れてまで投資に回すのではギャンブルと同じ「投機」になってしまいます。
50代が個人資産を増やす方法
- 10年国債
- 確定拠出個人年金
- NISAで株と投資信託
私は今のところこの三択だと思っています。
関連記事:iDeCo・10年国債・ふるさと納税で自分年金をつくる50代からの生活防衛
10年国債
個人向け国債には固定3年・固定5年・変動10年があります。
中でも変動10年は、今後市況が変動して世の中の金利が上昇したときに、連動して金利が上がる商品です。
国債は最低金利が設定されていて、0.05%を下回ることがありません。(現在のメガバンクの普通預金金利は0.001%)1年経過すれば中途解約も可能で、しかも元本割れすることがありません。
私は隔月に10万円ずつ購入していて、10年後の年金生活に突入したときの補填になるようにしています。
SBI証券で国債購入キャンペーンが実施される時期があります。購入金額50万円以上からキャッシュバックがあります。
こういうお得な機会は逃さずに利用したいですね!
確定拠出個人年金(iDeCo)
iDeCo個人型確定拠出年金の最大のメリットは、節税効果が高いことです。
所得税と住民税が軽減できる
確定拠出年金は、毎月決まった金額を積み立てていきます。
その積立金の全額が所得税と住民税の控除対象になっています。
運用収益がすべて非課税
確定拠出年金は、運用する金融商品を自分で決めます。
運用時に出た利益には税金がかかりません。
退職金や年金として所得控除が適用される
60歳時に受け取る資産、老齢給付金は、一時金として受け取るなら退職金とみなされて課税されません。
また、年金として分割で受け取る場合は、公的年金との合算で公的年金等控除の対象となり課税されません。
あえてデメリットとして挙げるなら、60歳までは途中換金ができないことくらいです。
50代になってから積み立てを始めると60歳までに年数が少ないですが、節税効果の高い確定拠出年金は老後資金に必須だと思います。
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NISAで株と投資信託
NISAとつみたてNISAの違いを確認してみましょう。
つみたてNISA | NISA | |
---|---|---|
非課税投資枠 | 40万円/年 | 120万円/年 |
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
口座開設期間 | 2037年まで | 2023年まで |
非課税投資総額 | 最大800万円 | 最大600万円 |
対象商品(予定) | 一定の要件を備えた投資信託等 | 上場株式 投資信託等 |
つみたてNISAは長期投資に向いています。若い世代が少ない金額から時間を掛けて資産を増やしていくのに適しています。
一方従来のNISAは非課税投資枠がつみたてNISAの3倍あり、非課税期間は5年と短いです。
50代が老後資金を補てんするために利用するなら短期間の運用で、種類の多い株や投資信託を選べるNISAが適していると思います。
私はNISAで株主優待のある銘柄を選んでいます。株価の上下に一喜一憂することもあります。新聞やネットの経済面を良く読むようになりました。とっても勉強になりますよ。
優待品が届く楽しみもあり、なかなか良いです。
投資信託はランキングで人気のある銘柄、信託報酬の率が小さいもの、信託財産留保額や解約手数料がゼロの銘柄を選んでいます。5年間でどのくらい資産が増えるのか楽しみです。
情報収集の大切さを実感する
50代は老後生活費を確実に準備しておきたいです。そのためには着実な、リスクの少ない方法で資産運用する必要があります。
その上で新しい技術や新しい資産運用の方法を知ることも大切ではないでしょうか?
情報弱者の50代がこれから資産を増やしたいなら、今までに馴染みのある投資信託や確定拠出型年金・ふるさと納税でリスクは最小限にしたいところです。
(ご承知の通り、株や投資信託は確実に利益が上がるものではありませんので自己責任でお願いします。)
ビットコインなど仮想通貨も怖がらず知識を得るところから始めたいです。
不安なのは怖いのは、相手を知らないからです。
まずは知ることから。そして新しいものに挑戦する勇気があれば、上手に資産を増やすことができると思います。
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