こんにちは!
義父の四十九日法要も済んで、やっと一区切りがつきました。
これから空き家となった実家の片付けが始まります。
目次
遺品整理は誰でもいずれは経験すること
人が一人亡くなれば、悲しくても寂しくても、後の片付けは発生します。
とうとう夫の実家は住人がいなくなり、片付けて手放す手配をしなくてはなりません。
やはり実の子供である夫や義弟は思い出深い実家の片付けは気が重いようです。
当たり前ですよね。家族で暮らし育ってきた家ですもの。
この連休中に実家の片付けをスタートしたので、実家の片付けで直面する「困った」を覚書として書いておきます。
捨てないもったいない世代は持ち物がたくさんありすぎ
義父母だけでなく、戦争や物資の無い時代を過ごした世代は、物を大事に使いました。
そして戦後から高度経済成長期の大量生産大量消費の時代になると、デパートの粗品やら景品やら、冠婚葬祭の引き出物まで、家の中の物置から棚から引き出しから、どこにでも詰め込んで取っておくのです。
いつか使うかもしれない。きれいだから使うのがもったいない。
空箱でも包装紙でも、なんでも捨てずに丁寧に保管してきました。
だから整理整頓がされてはいても、物量がとんでもなく多いのです。
なんで死ぬ前に処分しておいてくれなかったのかなぁ、とも思いますがね。。。
「捨てる」「断捨離」「ミニマリスト」なんて考えはまだなかった時代の人たちですからね。
無理もないです。
それにしてもこの物量は・・・絶句。
人のふり見て我がふり直せ、ですよ。
私も自分の家の断捨離進めなくちゃ、と痛く反省です。

遺品整理業者の手を借りる?自分たちでゆっくり片づける?
実の子である夫はもちろん、少しは距離を置いて見られる嫁の私もどこから手を付けていいやら見当もつきませんでした。
それでもインターネットで業者や体験談ブログを検索できる良い時代になりましたよね~。
おかげさまでたくさん情報収集できました。
写真入りで体験談をシェアしてくれているブログやサイトは本当に参考になります。
それに遺品整理や不用品回収業者の比較サイトもたくさんあります。
くらしのマーケット
でも情報集めただけで実際片付けの手を動かさなくては実家は片付きません。
思い出の品や大事なものは自分たちで宝探しをするしかありません。
でも、大きなもの処分方法に困るものもたくさんあります。これは専門の業者に頼るしかないでしょう。
ちょうどこの陽気の良い5月の連休に片付けに行くので、遺品整理業者に下見・見積もりを取ってもらうことにしました。
家の間取りと道路付けでも費用は変わる
5月のゴールデンウィークは遺品整理の依頼が多いようです。
遠方に住む依頼者が飛行機に乗ってきて実家の遺品整理に立ち会うそうです。
その忙しい合間を縫って私たちも下見をしてもらいました。
下見・見積もり金額がすぐ出せるのは、例えばアパートの一室から道路に車を横付けで搬出できるような場合だと難しくないようです。
それが戸建て二階と外の物置にびっしり物が詰まったような家だと、
しかも住宅密集地で最寄りのコインパーキングにトラックをとめるような場合、概算しか出せないそうです。
なぜならばどのくらいの物量が押し入れや物置の奥に入っているのか見当がつかないから。
一旦取り出して広げて仕分けして、の作業が手間取る予想が付きます。
作業員が3-4人で6日から7日かかるかもしれない。概算で費用は80~100万円。。。わぁ。
別に大邸宅じゃないんですよ。それでも納得できてしまうほどの日数と金額なんですよね。
下見してもらいながら一緒に家の中を巡ってみて、なんか業者さんにも申し訳ないような、ほんとすごい物量です。
はぁ~。でも片づけなくちゃね。
ゴミ収集・不用品処理の方法が自治体で違う
ゴミの収集日や時間、分別方法も、住んでいる自治体で違います。
実家の近くに住んでいればゴミの収集日にゴミ出しに通うこともできるでしょう。
それができない遠方に住んでいる場合は、やはりまとめて業者にお願いすることになるでしょう。
焦っても仕方ないので、少しづつ進めていきますよ。
