自分の好きなことを毎日の仕事にできたら素敵ですよね。
一日のうちの大半の時間を費やすのが仕事です。
だったら生活のために嫌々時間を切り売りするような働き方をしてはいけないと思うのです。
好きなことは仕事にできないの?
好きなことや趣味を仕事にするな。夢を見ているんじゃない。そんな甘いものじゃない。
高度経済成長を成し遂げて来た自信のある大人はそう言うかもしれません。
でも、音楽や美術などの芸術を仕事にしている人はそれが好きでなければ練習や修行や作品作成はできないでしょう。
クリエーターはそれが好きでなければアイデアは出てこないでしょう。
成果を上げるような仕事をするにはなによりも継続性が大切です。
好きだから続けられる。好きだから時間を忘れて没頭できる。
好きなことをして対価を得て、やりがいを感じられたら何よりも本人が一番幸せです。
好きなことをして幸せな生活がしたい
何のために働くのか?幸せになるためでしょう?
生活のためっていうけど、幸せな生活のためでしょう?
子供のため家族のためっていうけど、幸せな関係のためでしょう?
だったら自分の好きだと思えることをしながら収入も得て幸せを実感できるようにしないと、一生なんて短いのだから。
明日も今日と同じ一日、同じ関係性が持続するとは、誰も保証はできないのだから。

好きなことを忘れてしまったのか?
子供のころは知っていた。時間を忘れて熱中できること。 それが好きなこと。
なぜ忘れてしまったのか?それは環境のなせるわざ。
身近な大人や学校の先生や、こうあるべきを流し続けるメディアや社会の風潮や。
外遊びが大好きだった小学生の頃。友達と石けりや鬼ごっこで時間を忘れて遊んでいた。
手芸が好きだった。人形の洋服をきれいな布切れで縫ったり。
編み物が好きだった。
なぜやめてしまったのか?
誰に言われたわけでも禁止されたわけでもない。
受験勉強が控えていると思って自ら封印してしまった。
問題なく学校に通い親に心配を掛けない。学校の先生の言うことを素直に聞く。
それが良い子だと思い込んでいた。
それも当時の空気。環境だったと思う。
仕事は遊びであるべき。好きなものであるべき。
単なる作業で我慢しながら時間を消費するなら苦行だと思います。
私はコツコツと事務作業することは嫌いではありません。
目の前の書類が期限内に仕上がって依頼者にありがとうと言われる時。
成果が数値で現れる時。
普段は単調な入力作業だと不満を抱いてはいても、私には向いている仕事だなぁと感じます。
それはこんな単調な仕事なんて最低!って思っていたのに、続けているうちに好きになってきたという証しかもしれません。
仕事の中に「好き」を見出したのなら、それはそれで幸せな働き方かもしれませんね。
むしろ対人で接客するほうが私にはストレスは大きい。
もちろん接客で人と人とのつながりを実感できることは素晴らしいことです。
素敵な仲間やとても手の届かない優秀な先輩にもたくさん出会いました。
ガイドや添乗員の仕事でそれは確かに実感できました。
好きなことを仕事にしようよ
不満を抱きながら今の働き方を続けて行くのか?
それともその仕事の中に好きを見つけてとらえ方を変えるのか?
50代にもなれば、今までの失敗も経験も蓄積されて、恥ずかしい気持ちもいっぱい。
人生の折り返し地点で少し立ち止まって、この後の人生を楽しい仕事で過ごしたいと思うのです。
好きなことを仕事にしたっていいじゃないか。
老いも若きも。
やっぱり、好きなことを仕事にしましょうよ。
