添乗員・通訳案内士

訪日観光客3000万人!ラストサムライ ジョー岡田の京都ガイド研修に参加してきたよ

訪日観光客数がついに3000万人を突破しましたね!

インバウンド観光に順風が吹き始めている中、Cool Kyoto Walking Tourを主催するカリスマツアーガイド、ジョー岡田さんの通訳ガイド向け研修に行ってきましたよー。

89歳のラストサムライ、ジョー岡田さんの英語ツアーに一度は参加してみたかったんですよ。

京都市内のウォーキングツアーに参加する機会の無かった日本各地の通訳ガイドや、ラストサムライがガイドするツアーってどんなの?と不思議がっている方に、研修に参加してきた感想をお伝えいたします。



ラストサムライ ジョー岡田とは

BEYOND SIGHTSEEING: Introductionより

89歳の英語通訳ガイド、ジョー岡田さんは、サムライショー・国内外テレビ出演・忍者とのコラボレーションなど、50年以上も現役のガイド界のスーパースターです。

終始自信に満ちた優しい笑顔。そして多彩なジョークとユーモアでゲストを楽しませながら、多くのイベントやガイドツアーで活躍中です。ウォーキングツアーではガイドブックには載っていない路地裏の隠れたポイントや逸話を紹介したり、伝統工芸品の老舗などを訪れて日本文化の再発見をさせてくれます。

詳しくはこちらから↓
Cool Kyoto Walking Tour,The Last Samurai Joe Okada

通訳ガイド向け研修会

今回の京都ガイド研修は、ウォーキングツアーと講義をセットでCEL英語ソリューションズが通訳案内士向けに募集したものです。

通常のCool Kyoto Walking Tourは寺町通りから御所、出町まで5時間の行程です。外国人はもちろん、日本人の大人も子どもも楽しめますよ!

このたびはジョーさんが通訳ガイド向けに行程をアレンジして、見どころやガイディングのコツ・ジョークを織り交ぜながら木屋町通りや寺町通りを4時間かけて歩きました。

昼食は各自お弁当など購入して、七条のイベントスペースでとりました。その後ジョーさんの講義と質疑応答、日本酒の試飲がありました。

京都市役所前スタートの5時間コース!

京都市役所前に午前9時集合。男女30名の通訳ガイドがジョーさんの登場を待ちます。

良く晴れて冷たい空気の京都の町に、わ、本当に着物とちょんまげだ。颯爽と歩いて私たちに近づき、Good morning! How are you today!

いきなり英語で始まります。あ、ご心配なく。日本語と英語と取り混ぜて楽しいツアーでしたよ。

研修ツアー中はメモより写真を

京都市役所前からスタートし、御池通りの北・鴨川の西の地図で見ると狭い範囲を右へ左へと案内されました。

京都近辺にお住いの方なら見慣れた街・見慣れた店なのかもしれません。でも遠方からはるばるやってきた私のような旅行者には新鮮な刺激ばかりで、行った場所を全部は思い出せません。

研修だからとジョーさんの言葉を歩きながらノートにメモしましたが、後から読み返しても読めません・・・研修ツアーは写真を撮ることに専念したほうが良いと思います。そうすれば時系列で見返すとその時の説明や場面を思い出すことができます。

通ったところ・立ち寄ったところを並べてみますね。

幾松 料理旅館 桂小五郎と幾松の屋敷跡
佐久間象山・大村益次郎遭難の地碑
高瀬川一之船入 船荷について
角倉了以の別邸後 日本庭園をちらりと眺める 
島津製作所創業記念資料館 ノーベル賞について
日本銀行京都支店
杉玉の掛かった酒屋
バーバーショップ
伊藤博文の胸像 
京都ホテル敷地内の神社 鬼門と伊勢神宮の唯一神明造について
カフェの軒先に垂れた鎖樋(くさりとい)raindrop silencer
サルスベリの木 漢字で書くと? 英語で言うと?
underground駐輪場 実際に操作するところを見学
清課堂 すばらしい金属工芸品の数々を見学
京料理にしむら
ボタン店
京都市電が走っていた道路のカーブ
二条若狭屋寺町店 和菓子のお店で干菓子の試食
象彦 京漆器の逸品が勢ぞろい
龍枝堂 京筆のお店 水と筆で何度も書ける紙の紹介
柿本紙司 のし袋の説明
京寿司末廣 いなり寿司の試食
行願寺 こうどう 西国三十三札所について
下御霊神社

下御霊神社ではジョーさんのサムライショー、空中リンゴ斬りと腹上ダイコン斬りがありました!

とても詳しくわかりやすい動画とブログがありますので載せておきますね!

出典:ゲームサムライの武器庫

通訳ガイド研修で得たこと・感じたこと

50年もの経験を積んだスーパーガイドに研修ツアーを一度していただいたからといって、こちらのキャパシティーが小さすぎてあふれる情報をとても受け止めきれません。そして長年の経験から体得したコツやアドバイスを後輩たちに惜しげもなく伝えようとしてくれるジョーさんには感謝しかありません。

以下はツアー中のメモです。私のような自信の無い通訳ガイドのタマゴには刺さる言葉かもしれませんね。

  • ツアースタート時に感謝を述べる 日本は原料輸入国で輸出してくれる国の皆さんのおかげで生活していると感謝すること
  • tipはもらうべきです。 appreciationだから 感謝を表しているのだから
  • 自分からオプションツアーを売るべきです。
  • ひとりごとを言うことで英語力会話力を伸ばすこと
  • 逐次通訳ができるようにしておくこと
  • your own story must! anecdote 逸話が大切だから必ず入れて
  • 日本人はビザなしで入国できる国が世界一多い信用のある国であることを自覚してください。
  • 勉強したら必ず報われます。
  • 旅行に来て良かったと思われてください。

  • 著書のガイドブックにサインをもらいました。左下の1929はジョー岡田さんの生まれた年!

    本物に触れること・継続することが大事

    やはり本物に触れることが大切だと痛感しました。そして耳を傾けしっかり自分の目で観察して感じ取るしかありません。
    長年の経験の情報量の広さと深さは、ここで伝えようとしても難しくて表現できない!

    伝統工芸品など創業から歴史の長い老舗の各店にしても、のれんや看板を掲げ続けることって大変だと思います。レクチャールームに使用した酒店のオーナーの言葉が印象的でした。老舗が一番大切にしているのは「続けること」「継続すること」だって。

    最後に私がCELに送った研修ツアーの感想メールを載せておきます。日本国・日本文化にも自分自身にも、自信と誇りを持った通訳ガイドが増えますように。

    ジョーさんは終始笑顔で寺町通りの素晴らしい伝統工芸の老舗などをご案内くださいました。

    ウォーキングツアーならではのゆったりしたペースでホテルの高さ・近代的な駐輪場・建築現場に貼ってある子どもの描いた絵など、ガイドブックには載っていないトピックに視点を向ける。豊富なユーモアとジョークでゲストを楽しませながら、ところどころに日本の誇りや問題点もピリッときかせて独自の視点で今の日本を伝える。

    ガイドが自分の言葉で伝えなければ、ゲストは日本を何も知らないまま有名観光地だけを見て旅を終わってしまうかもしれません。ガイドが芯に持つべき気概のようなものをジョーさんは伝えてくださったように思います。

    長年のご経験の端々をご披露いただけて、京都まで足を運んだ甲斐がありました。

    私は資格取得以来ガイドらしい仕事はできておりませんが、通訳ガイドを目指したことは間違いではなかったと確信しました。



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    このブログは50代女性が直面する家族との暮らし方や働き方など、自分の経験を通して感じたことを書いています。 同じ悩みを持つ同世代の方と共に、これからのシニア生活を明るく楽しくしていけたらいいなと思います。 お気軽にお越しくださいね。