本当に悲しく残念な報道です。

まだ24歳のこれからの幸せな未来に向けて

歩き始めたばかりの娘を失った

50代のお母さんの悲痛な心の叫びを聞いてください。

命より大事な仕事だったのですか?

普通に考えたら、日本の大学最高峰の東大を卒業して

大手広告代理店「電通」に勤務するなんて、

夢のようなエリートコースですよね。

それがほんの数か月の勤務で新入社員を過労死に追い込むほどの

有名大企業の労働環境って、いったい何なのでしょう?

徹底的に検証して同じ不幸を繰り返さないでほしいと誰もが願うでしょう。

 

私も同年代の母であり同年代の子供を持つ身として、

この国の企業のおかしな働き方、働かせ方をなんとか是正してほしいと強く願います。

「過労死」が辞書に乗るような社会?

「ブラックバイト」が話題になるような世の中?

 

なんのために働くのか?

生きるためでしょう?

より楽しくより豊かに暮らしていくためでしょう?

命を代償にするような仕事っていったい何?

健康を損なうような仕事って何?

 

きちんと寝て食べて仲間と話して家族と団らんして、

そして働く。

人間らしい生き方ができる時間配分ってあると思います。

 

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適正な睡眠時間

時には天才的業績を残した人の中には、

一日の睡眠時間が2時間とか4時間とか豪語する方もいるかもしれません。

でもそれは誰にでも当てはめられる睡眠時間じゃないですよね?

私なんか5時間が限度ですね。6時間以上は眠りたい。

 

おいしい食事

残業を80時間も100時間もする人は、

適切に食事ができているとは思えません。

私の派遣先の大企業でも、

昼休みに自席でパンをかじっている正社員は一人二人ではありません。

朝食を抜かし、栄養のバランスの取れていない食事を

きちんと消化する時間も取れずにいる生活が続いたら、

そりゃ心のバランスも崩れますよ。

 

仲間や家族と話す時間

残業が続くということは、

友達に会ったり会話したりする時間が取れないということです。

学生時代の仲間と連絡を取り合って悩みを相談しあったり、

家族に連絡を取ってきちんと生活できているよと、

生存確認の電話をしたり、

ちょっとした会話で救われる心の余裕を持つ時間は絶対必要です。

LINEやメールじゃないのです。

声を出して声を聴かせてほしいのです!

 

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そして職場の人間関係

年齢の近い同志と励ましあって乗り越えられることもあったかもしれません。

それでも若い社員には抵抗できない社風や伝統や、

上司の心無い言葉で傷付き萎縮してしまう新入社員は

どこの会社にも大勢いると思います。

だから石の上にも三年どころか、

数か月で退職してしまう優秀な若者は後を絶たないのでしょう。

うまく逃げられる人はまだ正常な判断力も残っているでしょうけれど、

もう判断力も萎えてしまうほど疲弊した心を助けるものも

良好な人間関係のはずです。

悩みを同じくする同期生や

かばってくれる数年上の若い先輩などはいなかったのでしょうか?

 

逃げる勇気

子どものころから優秀な成績で

エリートコースと羨まれるような就職ができる人に、

「逃げる」という選択肢は無かったかもしれません。

身の危険を感じたら、幸せな未来が見えないのなら、

逃げて良いんですよ。

心が優しい人は、母親や家族に迷惑を掛けられないと思ってしまうのですよね。

 

死ぬほどの仕事って無いと思う

仕事って生きるために、よりよく生きるためにすることだと思うのです。

そりゃ「死んでも良いと思うほど大好きな仕事」に没頭できる、

というなら話は別です。

でもそれは本人が好きで本人の意思で寝食を忘れて長時間集中するということですよね?

 

雇用される身で与えられた業務で死んではいけないと思います。

本当に、会社なんか辞めてお母さんの元に帰ってほしかった