退職したい、転職したいけど自分の都合で会社を辞めると雇用保険が出ないかもしれない?

そう心配して転職に踏み切れず不本意な職場で我慢していませんか?

自己都合退職した50代派遣社員が給付制限無し雇用保険の給付を受け、求職活動を通して面接へ至るいきさつを解説します。

現在進行形の体験談なので新鮮です!

実際の内容は地域差や登録したハローワークによって違うところもあるようなので、詳しくは求職登録したハローワークの窓口でご確認くださいね!

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自己都合退職の種類

会社を辞めると離職票が発行されます。
離職票に離職理由が記載されてきますが、自己都合退職には種類があります。

雇用保険の失業給付が3ヶ月の給付制限になる離職理由とは

  • 1.正当な理由なく自己の都合で退職した場合
  • 2.自己の責任による重大な理由により解雇された場合

「雇用保険の失業等給付受給者のしおり」より

自己都合退職でも

  • 1.期間満了
  • 2.正当な理由のある自己都合退職(事業主からの働きかけ等)
  • 3.特定の正当な理由のある自己都合退職

などがあり、これらは給付制限の対象になりません。離職理由は細かく分類されています。

詳しくは失業給付の申請時にハローワークの係員に離職状況を説明して確認してください。

求職登録と失業給付の申請

求職登録はハローワークを利用して求職活動をするために必要です。

在職中から登録できますので転職を考え始めた段階で登録しておくと、失業給付の申請時には手続き時間を短縮できて便利です。

関連記事:転職を目指す50代派遣社員がハローワークに行ってみた

失業給付申請にハローワークへ

ハローワーク

雇用保険料は(天引きで!)しっかり支払っていたので、離職票が郵送されてくるとすぐに私は失業給付の申請に行きました。

ハローワークの受付で「失業給付の申請に来ました」と伝えると番号札をもらえるので呼ばれるまで待ちます。

もしまだ求職番号の入ったハローワークカードを発行してもらっていなかったら書類を書いて提出します。

しばらくして呼ばれると、担当者が登録情報を見ながら対応してくれます。

申請に必要なもの

  • 離職票-1 離職票-2
  • マイナンバーカード、通知カード、個人番号記載の住民票のうち1種類
  • 本人確認できる運転免許証など
  • 本人の印鑑(認印)写真2枚(3cmx2.5cm) 本人名義の預金通帳
私が心配していたのは、離職票の退職理由に自己都合と記載されていることです。

そのために3か月間の給付制限になってしまうのかどうか?

結論を先に言うと、7日間の待機期間の後、給付制限無し90日の給付となりました。

前提となる退職時の状況

私の4年間の派遣社員就業から退職へ至った状況は以下です。

  • 派遣契約の満了で同一の派遣先への契約更新は希望しなかった
  • 派遣先からは契約更新を希望された
  • 同一の派遣元からの他の派遣先への就業は希望していた
  • 同一の派遣元から他の派遣先への紹介は無かった

離職票の提出時にハローワークの担当スタッフから自己都合退職で間違いないですか?と確認がありました。

なので派遣契約の期間満了で更新を希望しなかったから自己都合なのだけれど、派遣元に他の派遣先の紹介をお願いしていたが紹介はなかったことを伝えました。

するとしばらく待たされた後、確認が取れましたのでと給付制限なしの対応となりました。

離職前の派遣会社に確認の連絡を入れていたようです。

ハローワークでの相談では事実をありのままに正直に伝えることが一番です。

提出書類から受給資格の確認・決定が行われ申請が受け付けられると「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」が渡されます。

そして雇用保険説明会の日時と場所、持ち物と初回の失業認定日を指定されます。

ハローワークのスタッフはとても丁寧で親切に教えてくれます。

わからないことは聞けば親切に教えてもらえますよ!

ハローワーク面談

待機期間とは

雇用保険の基本手当は、離職票の提出と求職の申込みを行った日(受給資格決定日)から通算して7日間を待期期間といい、その期間が満了するまでは雇用保険の基本手当は支給されません。これは、離職の理由等にかかわらず、一律に適用されます。

7日間の待機期間は全員にあります。

受給手続きを開始した日から7日間は待機期間と言い、失業状態が継続していることをハローワークが確認する期間となります。

その間に就職したり内定など次の就職が決まったりすると失業手当は受給できません。

一般の離職者の場合、雇用保険の基本手当は、就業年数によって以下のように受給日数が決まっています。

被保険者であった期間
1年以上10年未満

10年以上20年未満
20年以上
90日
120日
150日

雇用保険説明会への参加

2週間ほどして説明会があります。指定された日時に会場に行くと、すでに大勢の参加者が来ていました。

同じようにみんな失業者なんだなぁ、と感慨深い(?)ものがあります。

受付で受給資格者のしおりを提示すると、給付申請時に提出しておいた写真が貼られた雇用保険受給資格者証をもらえます。

表面には雇用保険の支給番号・被保険者番号・氏名・住所・基本手当日額などが記載されています。

裏面には求職活動日や相談内容、基本手当支給金額・残日数・次回認定日などが記録されていきます。

その受給資格者証は今後の失業認定日や求職活動の際にハローワークに提示し使用していきます。

説明会は2時間くらいかかります。

失業給付を受けるための注意事項や求職活動の仕方など、ビデオを見ます。

そのあと失業認定日に提出する失業認定申告書の書き方、求職活動実績になる活動内容、再就職手当についてなど、受給資格者のしおりを見ながら詳しく説明が始まります。

説明会は求職活動実績の1回とカウントされます。

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求職活動

初回の失業認定日までに2回の求職活動が必要です。

インターネットや新聞チラシなどの求人情報の閲覧だけでは求職活動実績になりません

求職活動とみなされるもの

1.求人への応募 1回以上の応募で受給に必要な求職活動を満たしたものとされる。

2.ハローワークでの職業相談・紹介 紹介を受けた場合も受給に必要な求職活動回数になったとみなされる。

3.ハローワーク等で行う各種講習・セミナーの受講

4.許可・届け出のある民間機関が行う(転職エージェント・派遣会社)職業相談・職業紹介

5.求職活動方法等を指導するセミナーの受講

6.公的機関等が行う職業相談

7.公的機関等が行う講習・セミナー・企業説明会等の受講、参加

8.再就職に関連する国家試験、検定等資格試験の受験

参照:受給資格者のしおり

私は「離職してすぐ就職」にためらいもあったので、検定試験やセミナーの受講をしようと思いました。

派遣会社に登録していると、仕事に直結したセミナーやパソコンのスキルアップ、TOEIC受験料の優遇などがあります

ところが私にはちょうどよいスケジュールのものが無い!残念でしたー。離職時期や居住地によっては求職活動に活用できないものもあります。

MOSITパスポート英語検定TOEICなど就職に有利な資格は合否は関係なく受験するだけでカウントされるので、利用できる方はするといいです。

派遣会社に登録して希望に合う仕事に応募するといいですよ。

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リクルートスタッフィング



転職エージェントに登録して就職セミナー等に参加する方法もあります。

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【リクルートエージェント】



私はハローワーク主催の職業訓練の説明会に参加しました。

介護職員初任者研修とビジネスパソコン基礎の説明会でしたが、どちらもちょっと違うな、と思ったので訓練に応募はしませんでした。

初回失業認定日

指定されている失業認定日は必ずハローワークに出向かなくてはなりません。

失業認定申告書を提出し、雇用保険受給資格者証に認定のスタンプを押してもらいます。

支給される基本手当の金額と次回認定日の確認もあります。

早期に再就職するほど金額がupする再就職手当の案内もあります。

最後にパソコンで希望に近い求職票を何件か検索し、求職相談をします。

仕事内容や何人応募していてどのような状況か聞くことができます。

この時点で応募はしなくてもよいのです。

一件問い合わせた中で、6人応募していて5人落選し1人採用検討中の案件がありました。

5人は40代50代で、残っている1人は20代だったということです。

求人票に年齢については記載されていなくても、やはり年齢の壁はあるのかな?と思いました。

この失業認定日から5日ほどで、給付金は指定の金融機関の口座に振り込まれました。

求人票の閲覧と相談

2回目の失業認定日までに2回の求職活動をしなくてはなりません。

初回認定日に求職相談をしているので1回は済んでいます。

2回目が必要なのでハローワークのパソコンで求人票の検索をしました。

ハローワーク検索

就業場所や仕事内容、労働条件や福利厚生など項目はたくさんあります。

けれども検索はあまり細かく条件を設定すると候補が上がってきません。

譲れない条件だけ入力して検索してみましょう。

6件くらいプリントして求職相談をしてみました。

今日は認定日のための実績作りに来ただけなのですが、気になる案件があったので一晩考えることにしました。

求職相談と紹介

家族とも相談し、前日見た案件に応募したくなったので朝から履歴書作りです。

なぜなら応募するためには履歴書・職務経歴書・ハローワークの紹介状明日必着だったからです。

履歴書

今まで何度も転職しているので履歴書・職務経歴書はパソコンに保存しています。

リクナビネクストに登録グッドポイント診断と履歴書作成をしておいて良かったと思いました。
リクナビNEXT

日付や志望動機などをチャチャっと直してプリントすればすぐ書類は準備できました。

なにしろ午前中にハローワークに相談に行かなくてはなりません。

相談窓口で求人票を見ながら条件の確認、用意してきた履歴書・職務経歴書を見てもらいます。

紹介状をいただいて急いで家に帰り、履歴書の指摘された箇所を修正したのが昼の12時。

封筒に宛名を書き郵便局に持っていったのが12時半。郵送は速達にしました!

応募と面接

応募書類は締切日に届いたようで、3日後に面接の案内が届きました。

さらに5日後、指定の日時に面接会場に行くと待合室で10分ほど待たされた後、別室へ案内されました。

面接官は2名、他の受験者はいませんでした。

面接

質問されたことは以下のようなことです。

  • なぜ応募したのか志望理由
  • 残業が月20時間あるが対応できるか
  • 健康状態は良好か
  • 喫煙するか
  • 賞罰の経験は無いか
  • 女性の多い職場の独特のグループ化に適応できるか
  • 人間関係を良好に保つコツはなんだと思うか

ん~。人間関係が原因で辞めた人でもいたのかな?

面接は面接官が求職者の人物像を知る機会でもあると同時に、求職者が職場の雰囲気を探る場でもあります。

面接で聞かれそうなことはだいたい同じなので、答えを整理しておくといいと思います。

まとめ

私は現在は面接の結果待ちです。採用されれば就業するし、不採用なら求職活動を継続します。

(追記:採用されました! 年明けから就業です。)

3回目の失業認定日より前に就業開始になる場合、就職日の前日に失業認定をしてもらうことになります。

支給日数を残して早期に再就職した場合は再就職手当が出ることがあります。

  • 3分の2以上残して早期に再就職 基本手当支給残日数の70%の額
  • 3分の1以上残して早期に再就職 基本手当支給残日数の60%の額
私は90日支給のところ支給残日数が30日より少ないから多分該当しません。ちょっと残念なような複雑な気分ですが。
失業手当や再就職手当の支給は、希望する職場に再就職できることを応援する制度です。

わからないことはハローワークのスタッフにどんどん質問して疑問を解消しましょう。

そしてハローワークを上手に利用して気持ち良く希望の職種に転職したいですね。

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